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日本、調査捕鯨“南極海で継続”を表明

2014年9月18日 0:32

 スロベニアで行われているIWC(=国際捕鯨委員会)の総会で、日本は、今年3月に国際司法裁判所が中止を命じる判決を言い渡した南極海での調査捕鯨の計画を、修正した上で継続する方針を表明した。

 今回の総会は国際司法裁判所の判決が出てから初めて開催されているもの。日本は、「国際司法裁判所の判決で中止を求められたのは特定の調査だけで、すべての調査捕鯨が否定されたわけではない」として、新たな調査捕鯨の計画を提出し、今後も調査捕鯨を継続する方針を明らかにした。

 日本の方針表明についての議論は18日に持ち越されたが、反捕鯨国のニュージーランドは「失望した」と述べており、強い反発が予想される。