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警察犬慰霊祭 鑑識課員らが祈りをささげる

2014年9月23日 14:18
警察犬慰霊祭 鑑識課員らが祈りをささげる

 東京・板橋区で23日、犯罪捜査に貢献した警視庁の警察犬の慰霊祭が行われた。

 警視庁の警察犬慰霊祭には、鑑識課員ら28人が参列し、埋葬されている219頭に感謝の祈りがささげられた。今年の春以降に新たに埋葬された警察犬は2頭で、「スペシャル号」は3年前、東京・立川市の警備会社で起きた6億円強盗事件で、警視庁の「血液捜索犬」の第1号として、現場で血痕を発見した。また、「ジープ号」はにおいの追跡で、現場で凶器を発見するなど335回出動する活躍をした。

 釣鑑識課長「労を惜しまず一生懸命誠実に職務を全うしてくれた。本当にありがとうございました(と伝えた)」

 また、7月に埼玉県で盲導犬がケガをする事件があったことを受け、慰霊祭に訪れた人々に釣鑑識課長が「人のために働く犬に理解を」と訴えた。