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リベリア滞在の男性「エボラ陰性」~厚労省

2014年11月8日 5:47
リベリア滞在の男性「エボラ陰性」~厚労省

 厚生労働省は、西アフリカのリベリアに滞在歴のある東京都内の60歳の男性について、エボラ出血熱の検査を行っていたが、結果は陰性で、感染はしていなかったと発表した。

 男性は、エボラ出血熱が流行しているリベリアに、9月30日から先月26日まで約1か月滞在し、4日に帰国していた。男性は6日夜になり、39℃近い熱が出たため、7日午前、自宅近くの医療機関を受診したという。そして、羽田空港の検疫所にメールで報告してきたため、男性は7日夜、重い感染症に対応できる東京・新宿区の国立国際医療研究センターに搬送され、現在も入院している。

 男性の血液などの検体は東京・武蔵村山市にある国立感染症研究所村山庁舎に運ばれ、エボラウイルスの遺伝子が検出されるかどうか調べた結果、陰性でエボラウイルスは確認されなかったという。