すき家ワンオペ 入客数次第で続ける考え
牛丼チェーン最大手「すき家」などを展開するゼンショーホールディングス(HD)は8日、会見を開き、問題となっていた職場環境の改善について成果が出て来たと強調した。
ゼンショーHD・グループ職場環境改善改革推進室・国井義郎室長「一定の成果をみているので、自信を持って二度と起こさないと、取り組んでまいりたいと決意をしているところです」
会見では「すき家」を全国7地域に分社化し、地域を担当する社長が労働状況を確認・指導したことで、月の時間外労働時間が平均100時間を超える社員の数がゼロになり、社員の平均残業時間が約37時間になったとしている。
しかし、1人で勤務するいわゆる「ワンオペ」については、問題となっていた深夜の時間帯についてはなくすとしたものの、それ以外の時間帯では今後も入客数次第で続ける考えを示した。