×

日経平均 米中貿易摩擦懸念高まり大幅続落

2019年5月8日 11:55

米中貿易摩擦の懸念が一段と高まったことから、8日の東京株式市場の株価は7日に続き大きく値下がりしている。

市場の不安はさらに高まり世界的な株安が進んでいる。東京株式市場は全面安の展開になり、日経平均株価は300円以上の大幅な値下がりとなっている。

前日のニューヨーク株式市場は関税をめぐるアメリカと中国の対立が深刻化するとの懸念から大幅安となった。ダウ平均株価は473ドル39セント安と今年2番目の下げ幅となっている。

こうした流れに加え円高も進んでいることから東京株式市場は7日に続き全面安の展開となり、日経平均株価は339円46銭安で午前の取引を終えている。

アメリカの中国に対する関税引き上げが現実味を帯びる中、市場関係者は「アメリカと中国の動きを見守るしかない」と話していて、固唾をのんで今週の米中貿易交渉の行方に注目している。