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安倍首相“橋渡し”は…イランと首脳会談へ

2019年9月25日 0:14

イランの大統領と安倍首相がまもなく会談する。現地時間の24日午前10時53分、ちょうど安倍首相が、首脳会談が行われるホテルに到着した。少し厳しい表情に見える。安倍首相に同行している菅原薫記者が中継。

◆今回、アメリカやヨーロッパ各国との“橋渡し役”として秘策は?

秘策があると楽だが、一時、歩み寄りの兆しも見えたところだったのだが、サウジの石油施設への攻撃でまた状況が悪化し、政府関係者は「そう簡単な解決策はない」と話している。

会談で安倍首相は、まずは石油施設の件で一層、緊張が高まっていることに「深刻な懸念」を伝える方針。また、偶発的な衝突を避けるよう訴えると共に、改めて核合意の順守を求めるなど、粘り強く働きかけを続ける考え。

◆イラン側はどう出てくる?

イラン側は23日の日本との外相会談の場でも、戦争を回避する努力を続けるとした上で、ホルムズ海峡でのイラン主導の新たな有志連合構想について説明した。首脳会談では、こうした考えについて支持を求められる可能性もあるが、外務省幹部は「さらに情報収集する」「日本は日本の立場でやる」と慎重な姿勢だ。

トランプ大統領との会談も予定されていて、イランとアメリカ、双方に対話に向けた働きかけを強めたい考え。