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警察官が集団感染 交番を“臨時閉鎖”に 韓国

2022年2月17日 20:51

感染拡大が続く韓国では、交番で集団感染が発生。35人の警察官のうち、半数以上の19人が感染し、通常の業務ができない事態となりました。

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感染拡大が続く韓国。17日に発表された新型コロナの新規感染者は9万3135人と、再び過去最多を更新しました。

オミクロン株による感染者が急増する中、ソウル近くにある仁川の交番では集団感染が発生しました。

35人の警察官のうち、半数以上の19人が感染し、2月12日から通常の業務ができない事態となりました。

交番の前には規制線が張られ、「コロナのため12日から臨時閉鎖」と書かれた張り紙もありました。

警察によりますと、実際にはこの間、2~3人で対応に当たっていましたが、17日からようやく通常の業務に戻ったということです。

こうした中、政府は感染拡大を防ぐ新たな取り組みも始めます。

来週から幼稚園の園児や小・中・高校生らに抗原検査キットを配布する予定です。3月に始まる新学期から、週に2回、登校前に検査し、感染の有無の確認を求めたのです。

幼稚園生・小学生の保護者
「家で検査することは大変だと思います。子供たちが(検査を)少し痛いと強く拒否するので」

小学生の保護者
「長い間、学校にまともに行けなかったので、検査して正常な新学期生活をすることができるのならば、(1週間に)2回の検査程度はできると思います」

韓国政府は、この検査は強制ではないと説明しています。