東京都、臨時医療施設を設置 国と共同で約660床確保へ
オミクロン株の感染拡大を受け、東京都は、高齢者や妊婦が療養できる臨時の医療施設を設置し、国と共同で約660床確保すると明らかにしました。
東京都は、オミクロン株の感染拡大に対応し、病床のひっ迫を防ぐため、重症化リスクの高い高齢者や不安を抱える妊婦などが療養できる臨時の医療施設を国と共同で確保すると明らかにしました。合わせて約660床確保し、うち310床程度は新型コロナの確保病床に加わります。
品川プリンスホテルイーストタワーなどの宿泊療養施設を転用するほか、空きとなっていた旧東京女子医大・東医療センターなどを活用します。
また、国はこれらの施設と、大阪府が設置する同様の施設に対し、看護師などの人材を支援します。国は、法律に基づき、約200人の看護師の派遣をするよう全国の公的な病院に対し要求しました。
新型コロナウイルスの対応で国が法律に基づく要求をするのは、去年10月の病床拡大の要求に続いて2度目です。