ロックバンド[Alexandros]の川上洋平さんが、9月28日に初のエッセー『余拍』（宝島社）を発売。その発売を記念したイベントが2日、東京・渋谷区で行われ、エッセーへの思いを明かしました。

エッセーでは、自身の半生や音楽活動への思い、そしてこれからの人生についてつづった内容が収録。さらに、カラーの撮り下ろしカットも収められた1冊となっています。

初のエッセーについての感想を聞かれると、「新鮮すぎて頭の中が真っ白なんですけど。何かを書きたいなっていう気持ちはあったので、とりあえず筆を進めてわーっと書きましたけど、楽しかったですね。思ったよりスムーズに書けました。あんまり文章は苦じゃなかったというか、むしろ書きすぎちゃって、むしろ削られちゃって（笑）自分としては満足しています」と振り返りました。

文章を書くのが好きだという川上さん。報道陣から、小説執筆の興味について聞かれると、「小説はちょっと…尾崎世界観くんにご教授願おうかなと思っています（笑）」と、ロックバンド・クリープハイプのボーカルで小説を執筆している尾崎世界観さんの名前をあげながら、興味を示しました。

さらに、その小説が映像化されたらと聞かれると「そこすごく興味があるんですよ、僕映画すごく好きなので。脚本とかそういうのはすごく面白そうだなと思ったりしますけど、安全なところで意見言う方がいいのかもしれませんね（笑）」と明かしました。