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クルーズ船 米チャーター機で328人帰国

2020年2月17日 12:13

新型コロナウイルスの集団感染が起きた横浜港のクルーズ船の乗客を帰国させるため、アメリカ政府が用意したチャーター機が17日朝、羽田空港を出発した。

クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客のうち、帰国を希望したアメリカ人が17日午前7時ごろ、アメリカ政府が用意したチャーター機2機でカリフォルニアとテキサスの基地へと出発した。乗客は到着後、2週間、隔離される予定。

クルーズ船の乗客のうち、アメリカ国籍の人はおよそ400人だが、菅官房長官によるとうち328人が帰国、また日本政府関係者によるとそれ以外の人は船に残る意思を示したという。

一方、NIH(=アメリカ国立衛生研究所)によると、44人は新型コロナウイルスの感染が確認されたため、帰国はせず、日本国内で治療にあたるとみられる。

今後、カナダ、香港、オーストラリア、イタリアもチャーター機で自国民らを帰国させる方針。