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新型コロナに猛暑…エアコン節電のコツは?

2020年8月14日 22:50
新型コロナに猛暑…エアコン節電のコツは?

連日危険な暑さが続きますが、ことしはコロナ対策で換気も必要です。そこで、部屋をうまく換気するコツ、さらにエアコンをうまく使い節電する方法をお伝えします。

■新規感染者 一番多いのは家庭内や同居など

14日、東京都の新規感染者数は389人でした。東京都内の感染者が300人以上となるのは5日ぶりです。10日から14日までは200人前後で推移していましたが、3連休やお盆休みで検査数自体が少なかったことが影響したとみられます。

14日の新規感染者の内訳を年代別でみると、20~30代が約58%、40~50代が約25%、重症化リスクの高い60代以上の高齢者も約13%と、割合が上がっています。重症者は13日から3人増え、24人となりました。

13日の新規感染者206人の内訳をみてみると、一番多いのは家庭内や同居などで43人。そのうち、一家5人が感染したケースがありました。同居する祖父母から、孫にあたる10歳未満の子ども3人と、30代の両親が感染しています。

一方、14日も危険な暑さになりました。14日、東京の最高気温は34.2℃。東京消防庁の管内で熱中症の疑いで救急搬送された人は、午後3時時点で6~100歳の男女86人でした。そのうち1人が重篤です。

■猛暑とコロナ対策 効果的な換気の方法は

これだけ暑いとエアコンをつけっぱなしにすることが多くなりますが、そうなると気になるのが電気代ですよね。さらに、ことしはコロナ対策として換気もしなければなりません。

まずは効率の良い換気のコツをお伝えします。ほとんどのエアコンは部屋の中の空気を取り込んで冷やして出しているだけのため、基本的に換気はできません。では、どのように換気すれば良いのでしょうか。

ダイキン工業によりますと、部屋の中の対角線上にある2つの窓を開け、空気の通り道を作るのがおすすめだということです。その際、1つの窓は小さく、もう1つの窓は大きく、というように、小さく風を入れて大きく出すというのが効果的です。窓が1つしかない場合は、扇風機などを窓の外に向けて部屋の外に空気を追い出すように使うと良いです。

また、エアコンからなるべく離れた窓を開ける方が良いということです。外から入ってくる温度の高い空気をエアコンが直接吸い込むと、エアコンに負荷がかかり、電気代が上がる原因になるからです。

窓を開ける目安は、1時間ごとに10分よりも、30分ごとに5分する方が効果的だといいます。

■エアコンは切った方がいい?つけたままの方がいい?

次は節電のコツです。特にこの夏は、こまめに換気をして部屋の中を新鮮な空気に入れ替えたいですよね。ただ換気をすると、冷やした空気が逃げてしまい、電気代がすごくかかるのではと心配になります。そこで、電気代をおさえるコツがあります。

まず外から帰ってきた時ですが、この時期、家に入るとむわっとしますよね。すぐにエアコンをつけたくなってしまいますが、ここは少し我慢。エアコンの電源を入れる前に窓を開け、昼間の間に部屋にこもった暑い空気を外に出してから冷房をかけると、より効率的に部屋を冷やすことができます。

では、窓を開けて換気をするときは、エアコンを切った方がいいのか、つけたままがいいのか。

これは、つけたままの方がいいです。

エアコンは電源を入れた直後が最も多くの電力を消費します。そのため、窓を開けて換気をするたびに電源を切り、またつける、を繰り返すと、より多くの電力を使うため、電気代が上がってしまいます。

では、例えば「買い物で1時間」外出する時は、切るのがいいか、つけたまま出た方がいいのか。

1時間の買い物なら、エアコンは「切る」方がお得です。実は「30分」が目安になります。不在にする時間が「30分以内」なら切らない、「30分以上」なら切るのがおすすめです。

次に、就寝時はどうでしょうか。今は本当に寝苦しいため、基本的には夜間もエアコンを切らずにつけたままにするのが良いです。では、風量調節をどうするか。弱、強、自動、などがありますが、ダイキンによると「自動」にするのがおすすめだということです。

一般的なエアコンは、温度は約28℃、湿度は50~60%を理想に設定されています。このゴールとする温度と湿度まで、一番効率的に向かっていくのが「自動」なのです。

「弱」の方が、電気代がかからないかなと思いがちですが、ゴールに到達するまでに時間がかかるため、運転時間が長くなり、電気代も高くなります。

もちろん、部屋の広さや部屋にいる人数などによって変わりますが、基本的には「弱」より「自動」に設定する方がおすすめです。

さらに、節電に効果的なのがフィルター掃除です。2週間に1回は掃除しましょう。フィルターにほこりがたまると部屋を冷やすのに多くの電力が必要になります。1年間フィルター掃除をしないと、消費電力が約25%も増えるのです。

ひと昔前に比べ、日本の夏は格段に暑くなっています。そんな中での熱中症対策とコロナ対策の両立は本当に大変ですが、そんな時だからこそエアコンの特性をよく知り、効率よく活用することで、自分や家族の体調管理に気をつけましょう。

(2020年8月14日 16時ごろ放送 news every.「ナゼナニっ?」より)