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ゆず、阿部寛×北村匠海の映画主題歌を歌う「さまざまな“愛の形”をイメージ」

2022年1月25日 11:48
ゆず、阿部寛×北村匠海の映画主題歌を歌う「さまざまな“愛の形”をイメージ」
阿部寛、北村匠海が共演する映画の主題歌に“ゆず”が決定

今年デビュー25周年を迎えるアーティスト・ゆずが、俳優の阿部寛さんと北村匠海さんが初共演する映画『とんび』の主題歌を担当することが発表されました。

『とんび』は作家・重松清さんが書いた小説の映画化。妻を事故で失った運送業者で働くヤス(阿部寛)と息子のアキラ(北村匠海)、父と子2人の絆を描いた物語です。

主題歌のタイトルは「風信子(ヒヤシンス)」。子から親への愛と感謝の気持ちがつめこまれた楽曲で、この映画のために書き下ろされました。

ゆずの北川悠仁さんは元々原作のファンで、オファーがあった時「この映画に最高に合う楽曲を作りたい」と奮起。楽曲について「僕は既に父が他界しているんですが、若い頃に想う親への気持ちと、今この年齢になったからこそわかる親の気持ちみたいなものがあって。それでもやはり、計り知れない想いもたくさんあります。そんな親を想う子の気持ちや、子を想う親の気持ち。さまざまな”愛の形”をイメージしながら楽曲を書き上げました」と制作秘話を語っています。

父親を演じる阿部寛さんは主題歌について「映画のエンドロールにゆずのお二人が作ってくださった“風信子”が流れたとき、自然と穏やかな温かい気持ちに包まれました。子を想う親、親を想う子、普遍的な親子の原風景を描いた『とんび』に、「風信子」という素敵な花を添えて頂き、とても嬉しく思っております」とコメント。

さらに息子役の北村匠海さんは「ゆずのお二人に、映画主題歌を担当していただき、嬉しいです。“風信子”には『とんび』に描かれている不器用な愛情、特に父からみる息子への温かさが滲んでいるように感じられました。そして、ゆずのお二人の声が作品全体を優しく包んでくれているようで、どこまでも飛んでゆくトンビの親子を想いました」と主題歌への気持ちを明かしています。

『とんび』
2022年4月8日(金)全国劇場公開
(c)2022『とんび』製作委員会
配給:KADOKAWA イオンエンターテイメント