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「航空機燃料税」減税幅を縮小の方針

2021年12月4日 14:23
「航空機燃料税」減税幅を縮小の方針

政府は新たな変異株「オミクロン株」でさらなる打撃が予想される航空会社を支援するため、「航空機燃料税」の負担を軽減する措置を来年度末まで延長するものの、減税幅を縮小する方針を固めました。

「航空機燃料税」は国内線で使う航空機の燃料にかかるものです。ことし4月から新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した航空会社を下支えするため、1キロリットルあたり9000円と前の年度の半額に抑えられていますが、政府はこれを1万3000円に引き上げる方針を固めました。

現在の燃料高に加えて、「オミクロン株」でさらなる打撃が予想されるため、2022年度末までの一年間措置を延長し、引き上げ額も小幅に抑えたかたちです。政府は週明けにも与党と詰めの協議をおこない、与党税制改正大綱に盛り込む方針です。