黒柳徹子90歳 なぜいま“トットちゃん”続編を執筆したのか きっかけを明かす
黒柳徹子さん
黒柳徹子さん(90)が3日、著書『続 窓ぎわのトットちゃん』発売記念会見に出席しました。20以上の言語で翻訳された世界的ベストセラーの続編をいま執筆したワケを語りました。
1981年に刊行された黒柳さんの著書『窓ぎわのトットちゃん』。世界累計発行部数2500万部を突破しベストセラーとなった前作は、黒柳さんの子ども時代の思い出を描いた物語です。今作『続 窓ぎわのトットちゃん』では、戦時中に疎開した青森での生活や、俳優として活動する日々など黒柳さん自身の経験が書かれています。
42年ぶりに出版に至ったきっかけについて聞かれた黒柳さんは「一番大きい問題はやっぱりウクライナの問題でしょうかね。子供たちはどうしているんだろうって思ったときに、自分が子供の時に戦争がどうだったかって思い出して、それとなく読んでわかるようにこの中に込めてあります」と、明かしました。
ユニセフ親善大使として30年以上にわたり、紛争や貧困などに苦しむ子どもたちを助けてきた黒柳さん。この本を通じて、今この瞬間に、世界で起きていることについて考えてほしいといいます。黒柳さんは「子供にとって何が一番嫌かと言えば“自由じゃない”っていうことだと思うんですね。私にとっては“自由じゃない”ってことが、何をやってもいけないって言われて、逃げ惑ったあの戦争中のこと、そのことを考えて、それで続きを書こうかなって思ったわけです」と、語りました。
(2023年10月3 日放送『news every.』より)
1981年に刊行された黒柳さんの著書『窓ぎわのトットちゃん』。世界累計発行部数2500万部を突破しベストセラーとなった前作は、黒柳さんの子ども時代の思い出を描いた物語です。今作『続 窓ぎわのトットちゃん』では、戦時中に疎開した青森での生活や、俳優として活動する日々など黒柳さん自身の経験が書かれています。
42年ぶりに出版に至ったきっかけについて聞かれた黒柳さんは「一番大きい問題はやっぱりウクライナの問題でしょうかね。子供たちはどうしているんだろうって思ったときに、自分が子供の時に戦争がどうだったかって思い出して、それとなく読んでわかるようにこの中に込めてあります」と、明かしました。
ユニセフ親善大使として30年以上にわたり、紛争や貧困などに苦しむ子どもたちを助けてきた黒柳さん。この本を通じて、今この瞬間に、世界で起きていることについて考えてほしいといいます。黒柳さんは「子供にとって何が一番嫌かと言えば“自由じゃない”っていうことだと思うんですね。私にとっては“自由じゃない”ってことが、何をやってもいけないって言われて、逃げ惑ったあの戦争中のこと、そのことを考えて、それで続きを書こうかなって思ったわけです」と、語りました。
(2023年10月3 日放送『news every.』より)