国分太一 若手時代に事務所とケンカ
TOKIOの国分太一さんが26日放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ』に出演。若手時代にグループの活動を巡り“事務所とケンカした”という衝撃のエピソードを明かし、スタジオを驚かせました。
番組は『私の中の、もうひとりのワタシ』をコンセプトにゲストが普段のイメージとは違った衣装に身を包んで登場し、MCを務める山崎育三郎さん、井桁弘恵さんがゲストの意外な一面を引き出していくトークバラエティーです。
この日は“今年が転機となった方々”をテーマに、冬の1時間スペシャルとして放送され、今年4月に『株式会社TOKIO』を設立した国分さんがゲストで出演しました。
番組の冒頭では「楽屋に衣装がなかった」とラフな私服姿で登場した国分さん。プライベートで家族ぐるみの付き合いだという山崎さんから「会社を立ち上げると衣装が出ないんですね」といじられると「社長!出してくれよ!」と画面を通じて訴えかけ、笑いを誘いました。
今年でデビューから27年を迎えた国分さん。若手時代を振り返り、MCの山崎さんも驚く衝撃のエピソードが飛び出しました。「必死にバラエティ−番組を頑張っていこうと思いながら、でも歌もやりたいっていう…反発するところがあって事務所には」と当時の仕事に対する思いを明かすと「バチバチのケンカを事務所の人たちとしたことがある」と驚きの告白をしました。
若かりし日の国分さんは「バラエティ−番組ばっかりやっているのはちょっと違くないか?」とメンバーを集め相談すると「俺もそう思う」と全員が賛同。そこで後日、事務所に全員で直訴することを決断したといいます。そして「最初に言おう。絶対にお前たち裏切るなよ!」とメンバー全員の思いをひとつに決戦の舞台に挑んだといいます。
しかし、事務所との対決はメンバーの思いもむなしく “完敗”。「音楽(メインで)やっていきたいんですよね」と話すも、事務所からは「そういう覚悟なら、バラエティーとか今やっている仕事をすべて辞めて、音楽だけをやりなさい」と一喝。そのひと言にメンバー全員は「いや…そういうつもりではないんですよね。ただ音楽もやりたいだけで…」ともっともな意見に返す言葉もなく、メンバー全員が意気消沈してしまったといいます。最後は「今まで通り頑張りますので、お願いします」と頭を下げ、幕を下ろしました。
そして「バラエティーとかで、皆さんから評価されるような部分もあって、今がある」と当時の経験の大切さをしみじみと振り返る国分さん。「幸せ者だったと思いますね」と支えてくれた事務所への感謝の思いを語り、トークを締めました。
画像:「おしゃれクリップ」のMCを務める山崎育三郎さん