松本白鸚 81歳「また三代で芝居をできるとは」 半年ぶり舞台で長男・孫と共演
大綿津見神を勤める松本白鸚さん (C)松竹
歌舞伎俳優の松本白鸚さん(81)が、半年ぶりに歌舞伎座の舞台に出演。長男の松本幸四郎さん(51)、孫の市川染五郎さん(19)と三代がそろい、初役を勤めます。
『七月大歌舞伎』(24日千穐楽)夜の部で上演されているのは、『千成瓢薫風聚光 裏表太閤記(せんなりびょうたんはためくいさおし うらおもてたいこうき)』。豊臣秀吉の出世物語『太閤記』から、秀吉の活躍が光る華やかな“表”の物語と、その陰にある明智光秀らの悲劇的な“裏”の物語を織り交ぜた舞台で、43年ぶりに上演されます。
初役として、海の神・大綿津見神を勤める白鸚さんは「ただ、がむしゃらに演(や)るのではなく、万人に愛される神様ですから、人間離れしていると言いますか、人間とは異なる台詞回しをしてもいいのではないかとも考え、そのあたりを工夫してみたいと思います」と話していました。
『七月大歌舞伎』(24日千穐楽)夜の部で上演されているのは、『千成瓢薫風聚光 裏表太閤記(せんなりびょうたんはためくいさおし うらおもてたいこうき)』。豊臣秀吉の出世物語『太閤記』から、秀吉の活躍が光る華やかな“表”の物語と、その陰にある明智光秀らの悲劇的な“裏”の物語を織り交ぜた舞台で、43年ぶりに上演されます。
初役として、海の神・大綿津見神を勤める白鸚さんは「ただ、がむしゃらに演(や)るのではなく、万人に愛される神様ですから、人間離れしていると言いますか、人間とは異なる台詞回しをしてもいいのではないかとも考え、そのあたりを工夫してみたいと思います」と話していました。
また、今年1月以来の舞台出演に「また三代で芝居をできるとは思ってもおりませんでした。ふたりともこれから大変だと思いますが、一歩一歩大きくなっているようでございます。それを楽しみにしております」と、公演前の取材で語っていました。