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宮沢氷魚、舞台『パラサイト』で“寄生一家”の息子役に 格差社会描いた作品「今だからこそ、届ける意義がある」

2023年1月20日 22:45
宮沢氷魚、舞台『パラサイト』で“寄生一家”の息子役に 格差社会描いた作品「今だからこそ、届ける意義がある」
宮沢氷魚さん(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
俳優の宮沢氷魚(ひお)さんが、世界の映画賞を席巻した『パラサイト 半地下の家族』を原作とした舞台で、物語の中心となる金田一家の息子を演じることが発表されました。

舞台 COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』は、地上にありながら地下のような陽のささない土地で貧しい暮らしをする金田一家が、高台にある豪邸で裕福な暮らしをする永井家に、家庭教師やアートセラピーの教師、家政婦に偽装し取り入り、寄生していくストーリー。

宮沢さんは、永井家の家庭教師としてアルバイトを始める金田一家の長男・順平を演じるにあたり「今回、世界的ヒットを果たした『パラサイト』の舞台に出演させて頂けることをとても光栄に思います。個人的に大好きな映画であり、新劇場でどのように舞台化をするのか楽しみで仕方がありません」とコメントしました。

さらに、舞台の台本や演出を担当する鄭義信(ちょん・うぃしん)さんに対して宮沢さんは「鄭さんの作品は映画『焼肉ドラゴン』、舞台『僕は歌う、青空とコーラと君のために』をはじめいくつか拝見しましたがどれも傑作で、鄭さんに演出して頂けることを楽しみにしています」と期待を表しつつ、「世界情勢が不安定で、格差がどんどん開いていく今だからこそ、この作品を届ける意義があると信じています。一人でも多くの方にこの作品を見て頂きたいです」と作品の魅力を語りました。