市川團十郎さん「勧進帳」ゆかりの石川・小松市でお練り 襲名披露巡業の開始に合わせ
歌舞伎俳優の十三代 市川團十郎 白猿さんの襲名披露巡業の開始に合わせ、石川県小松市では街中での「お練り」が行われました。
小松市の中心部で大勢の人が集まる中、姿を見せたのは、去年、江戸歌舞伎の大名跡を襲名した市川海老蔵 改め 市川團十郎 白猿さんです。
小松市は歌舞伎の演目「勧進帳」の物語の舞台となっている安宅の関があることでも知られ、「歌舞伎のまち」として様々な取り組みを行っています。
そして今回、襲名披露の公演が行われる劇場の名称が「團十郎芸術劇場うらら」に変更されることになり、到着後には記念式典も行われました。
團十郎さん「小松の皆さまは『團十郎』と言ってくださり、ありがたく思う次第であります。1キロに満たない距離ですが、皆さんと触れ合う機会をいただいて、私自身も元気をいただきまして」
今回の小松市での襲名披露公演は2日間にわたって行われ、團十郎さんは「勧進帳」で武蔵坊弁慶を演じます。