市川團十郎、初春公演の初日迎える「いつも以上に身の引き締まる思いです」
■市川團十郎「いつも以上に身の引き締まる思いです」
2022年11月・12月に襲名披露を経て、初めての正月公演となった團十郎さんは「新橋演舞場の初春公演には平成20年より出演しておりますが、本年は團十郎として初めての正月の舞台でもありますので、いつも以上に身の引き締まる思いです。團十郎の名跡を継ぐことは同時に、古典を継承し発展させていく責務を背負うことでもあると感じております。初代團十郎から続く、古典を守りながら新たな歌舞伎の創造へ挑戦していく姿勢を、私も十三代目としてしっかり受け継いでいく所存です」と公演への思いを明かしました。
また今作に関して「より磨き上げた舞台にするべく、皆で稽古を重ねてきました。歌舞伎を観るのが初めてのお客様にも存分に楽しんでいただける作品ができたと信じております。本作を通して『源平布引滝』の魅力を再発見していただけたら幸甚です」とコメントしています。