市川團十郎 世界へ『襲名』報告で“2回目”のサイン披露 「1回目は娘にあげました」
襲名への思いを語る市川團十郎さん
市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿を襲名した、市川團十郎さん(44)が4日、日本外国特派員協会で海外向けの記者会見を行い、襲名への思いを語りました。
團十郎さんは、襲名にあたり「“襲名”ということは字が名前を襲うという文字を使います。ですからやはり並大抵のことではございません」とコメントしながら「古典の継承を最も重要視しながらも、そればかりだとやはり滅んでしまう可能性がある。新しい若い方々に歌舞伎というものは面白いものだとご提示することも我々の1つの役目」と思いを述べました。さらに今後に向け「新しいことをやっていくことが家風でございますので、“古いものを守ってればよい”という考え方もございますが、“そればかりはならん”というような決意と覚悟でございます」と強い思いを語りました。
また、会見では新しいサインを披露し「1回目(のサイン)はどうしても娘が欲しいということで娘にあげました。2つめはこちらに納めさせていただきます。どうぞよろしくお願いします」と話しました。
今回、息子の市川新之助さん(9)も『八代目市川新之助』を相続したことに、團十郎さんは父の立場として、襲名に臨んだことで、改めて気付いたことがあったそうで「今回團十郎となる上で、父や母が海老蔵襲名の時に(陰で)やってくださっていたこと、改めて知るんですね。そうか、父はこうやって私を守っていてくれた。母もそれを支えていてくれた。父の愛。母の思い。そういったことも学ぶ場であってそれが“襲名”ということの裏にあるのではないかと思います」と明かしました。
團十郎さんは、襲名にあたり「“襲名”ということは字が名前を襲うという文字を使います。ですからやはり並大抵のことではございません」とコメントしながら「古典の継承を最も重要視しながらも、そればかりだとやはり滅んでしまう可能性がある。新しい若い方々に歌舞伎というものは面白いものだとご提示することも我々の1つの役目」と思いを述べました。さらに今後に向け「新しいことをやっていくことが家風でございますので、“古いものを守ってればよい”という考え方もございますが、“そればかりはならん”というような決意と覚悟でございます」と強い思いを語りました。
また、会見では新しいサインを披露し「1回目(のサイン)はどうしても娘が欲しいということで娘にあげました。2つめはこちらに納めさせていただきます。どうぞよろしくお願いします」と話しました。
今回、息子の市川新之助さん(9)も『八代目市川新之助』を相続したことに、團十郎さんは父の立場として、襲名に臨んだことで、改めて気付いたことがあったそうで「今回團十郎となる上で、父や母が海老蔵襲名の時に(陰で)やってくださっていたこと、改めて知るんですね。そうか、父はこうやって私を守っていてくれた。母もそれを支えていてくれた。父の愛。母の思い。そういったことも学ぶ場であってそれが“襲名”ということの裏にあるのではないかと思います」と明かしました。