Snow Man・宮舘涼太「前もって言ってください…」 海老蔵からのサプライズに困惑
『SANEMORI』は源平争乱の折、平家に仕える身でありながら、恩義のある源氏に忠義を尽くそうとする“斎藤実盛”の生き様を描いた物語。この舞台は、海老蔵さんが“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”を融合させた舞台を目指し、2013年から自主公演として始めた『ABKAI(エビカイ)』の5回目(2019年)でも上演し、宮舘さんは義仲(よしなか)役を演じていました。
■サプライズに「前もって言ってください…」
今回の『SANEMORI』では、義仲(よしなか)と、その父親・義賢(よしかた)の二役を務める宮舘さん。実は、会見の場で初めて二役を務めることを知ったそうで、「え、本当ですか?」と小声で海老蔵さんに確認。記者から“今回のことをどれだけ聞いてる?”と質問されると、戸惑いながら「今ここにいる皆さまと同じタイミングです。早急に“お稽古”の方を始めたいと思います」と話しました。
続けて、心境を聞かれると宮舘さんは「そうですね。気持ちの整理がつかないですね。前もって言ってください…」と苦笑いで海老蔵さんに訴えると、海老蔵さんは「何も聞かれなかったので知っているのかなと…(笑)Jr.の時代に義仲役を、そしてSnow Manとしてデビューされて、3年間でさまざまな経験をされて今回は“本気で歌舞伎をやろう”ということですから、今回は“親子二役”を“だて様(宮舘さん)”に、やっていただきたい」と、ほほ笑み返しました。
宮舘さんは「3年前に貴重な経験をさせていただき、僕自身も歌舞伎が好きで、時代ものに触れることは、夢だと思っているので、成長を見ていただくという気持ちです」と、意気込みを語りました。