クロちゃんが昔の彼女についたウソ「エアファンがいることにして・・・」 炎上しても貫くSNSとの付き合い方
本には、“日本一の嫌われ者”であると自称するクロちゃんが、これまでの経験をもとに編み出したメンタル管理術や、クロちゃん流SNSとの付き合い方などが収められています。
■いまは、加害者にも被害者にもなりやすい時代
――本の中に『みんな多かれ少なかれ心を疲弊させている時代なのは間違いない。精神的にタフになることが求められているんです』とありますが、今の時代をどう捉えていますか?
いまの時代、SNSっていうのが乱立している。どこにいっても情報社会になっているから、逃げ道ないですよね。言葉の使い方分かってないのに、“何か面白いよな”と思って使ってみたら、それが使っちゃいけない言葉だったりとか人を傷つけるっていうので、いつでもね自分が加害者にも被害者にもなりやすい時代なので、結構大変な時代に突入したと思いますよ。
――といっても、今の時代SNSは欠かせないもののように感じますが、どう付き合っていくべきだと思いますか?
楽しく付き合うっていうのが、やっぱり一番重要かなと思うんですけど、その楽しみ方もやっぱ人それぞれ違うじゃないですか。だから(SNSとの関わりが)ゼロは確かに難しいじゃないですか。だったら、何を自分が発信したいのかっていうのを思いながら書くことが大事かもしれないですね。あと相手が傷付かないかな? っていうこと。
――ご自身が理不尽なことを言われた時は、どんな対処をしていますか?
理不尽だなと思った時には、“俺間違ってないから別にいいや”って思っています。自分が悪いな、と思わないことであれば。それで誰かを傷つけている訳じゃないのであれば、それは何言われようが自分の人生だから。そこまで受け入れちゃうと、ただのロボットになっちゃうから。結局、自分が死ぬ時に後悔って絶対にいっぱいあると思うんですけど、一つでも後悔をなくしたいと思っている人間だから、だから素直に自由に誰がどう思おうと、やりたいことをやるって決めています。
■クロちゃんがウソをつく理由
その一方で、クロちゃんがSNS上でついているウソが、度々取り沙汰されています。クロちゃん自身は、「ウソなんかついてない。ツイッターはファンタジー」と主張します。
――なぜ、炎上してもなお ウソをついてしまうのでしょうか?
元々、細かいウソ好きな人なんですよ。「ラーメン食べたのに、そば食べた」とか。「トレーニング3時間やったよ」って言って、実際写真撮っただけとか。これって、モデルさんとかグラビアの子とか、一般の人もそうだけど、自分をよく見せたかったりするじゃないですか。それと変わらないと思うんですよ。ウソって、優しいウソもあるじゃないですか。自分が調子悪くても、「大丈夫だよ、元気だよ」ってことで相手に心配させないっていう、ウソもあるじゃないですか。だから、ウソが一概に悪いことじゃないと思うんです。
ちょっと、あとミステリアスな感じも好きなんです。昔ついたウソで、自分の中でめっちゃ笑ったのが、(当時付き合っていた彼女が)僕のことをめっちゃ好きで「あっくん(クロちゃん)は、スーパースターだから」って。「電車も乗っちゃだめだよ、人に見られるし。きちんと帽子かぶって」って、めちゃくちゃ俺のことスーパースター扱いする女の子がいて。その子に、もっと好きになってもらおうと思って僕がやった作戦が、昼間外にいる時にその子に電話して、途中で僕が「あっすみません、いまプライベートなんで握手だけでいいですか?」って、これ実際は誰もいなかったんです。エアファンがいることにして、いつもどこでも僕がスーパースターだから声掛けられているっていう風にしたら、「私の手に負えない!」って言ってどっか行きましたからね。
■メンタルケア本には、誰でも実践できるような対処法を掲載
本の中では、誰でも実践しやすいように、シチュエーション別にメンタルが追い詰められた際の対処法を語っているクロちゃん。
――特に、どんな人に読んで欲しいと思っていますか?
…ギャル! ギャルピース! ギャルに読んでほしいしん! で、好きになってもらいたい!