2011年9月に神奈川県川崎市多摩区に開館予定の「川崎市 藤子･F･不二雄ミュージアム」のプレス発表会が29日、都内で行われ、現代美術家の村上隆氏（48）らが出席した。「ドラえもん」「パーマン」などでおなじみの漫画家、藤子･F･不二雄さんの作品や資料などを通じ、藤子さんのメッセージを後生に伝えるための施設。4月着工予定で、予約制の館内には原画や愛用の机が展示されるほか、親子で漫画が読めるライブラリーや、カフェ、ミュージアムショップなども備えられるという。村上氏は、藤子作品に代表される「漫画ワールドは世界に誇れる」と力説。「素晴らしいものであることをどうか忘れず、世界にプレゼンテーションしてほしい」と語った。