女優のもたいまさこ（57）らが28日、都内で映画「トイレット」の公開初日舞台あいさつを行った。荻上直子監督の「北米で映画を撮りたい」という熱い思いから、オール･カナダロケを決行。鑑賞後の観客の大きな拍手にもたいは「笑顔で迎えてくださって、温かい気持ちになっています」とほほ笑みを浮かべた。ほとんどセリフがない難役だったが、「（台）本をいただいた時『ラッキー！しゃべんないで済む』とすごくうれしかったですけどね」と本音を吐露。「撮影の時はスタッフからキャストまで、ず〜っと表情を観察してこんなに面白い経験はなかったです」とベテラン女優ならではの余裕で、一風変わった役柄も楽しんだ様子だった。