歌手のアグネス・チャン（55）が3日、都内で乳がん検診を啓蒙する「ピンクリボンシンポジウム」に出席した。3年前に乳がんを患い、手術した体験を赤裸々に熱弁。現在もホルモン治療を継続中で、副作用で苦しんだ当初を「湿疹が顔にまで出ちゃって、あの時はすごく厚化粧でした」と笑いを交え明かしつつ「今、治療受けている方、必ず体が慣れます。頑張ってください」と激励した。肉親からは「乳がんを発表するべきではない」と言われた。「何も恥ずかしくない。おっぱいはちょっと小さくなっても、同じアグネスです。だから発表しました」と胸を張り、「乳がんはもう怖くない時代。でも気付かないのが怖いんです」と検診の重要性を訴えた。