山田孝之が主演…「指輪をはめたい」で三股男に挑戦
芥川賞作家・伊藤たかみの小説「指輪をはめたい」が、俳優の山田孝之(27)主演で映画化される。山田が演じる片山輝彦は、29歳独身の営業マン。ある日、輝彦が営業先のスケートリンクで頭を打って気を失い、目が覚めるとカバンの中に婚約指輪が…。しばらくすると輝彦の前に彼女と名乗る女性が3人現れ、輝彦はプロポーズするはずだった相手を思い出そうと、女性たちとデートを重ねていくストーリー。婚約指輪と3人の彼女という事実を前にした主人公を通じ、男女の結婚観や恋愛観を描く。「結構ファンタジックな話でもあり、それもキラキラしたファンタジックさではなく、現代的な男女のリアルな話の中にあるファンタジックさがいいなと思いました」(山田)