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【グラミー続報】小澤征爾「妹を見るような気持ちで応援」

2011年2月14日 20:38

指揮者の小澤征爾が14日、グラミー賞を受賞したピアニストの内田光子を祝福した。「内田さんと私はデビューの頃から一緒に活動をしてきましたし、彼女のベルリン・フィルハーモニーのデビュー・コンサートは私が指揮をしました。その当時、外国のオーケストラの公演でソリストも指揮者も日本人というのはあり得ないことでしたが、カラヤン先生が“征爾が指揮をしろ”と言って下さったのです」と若かりし時代を回想。「私は内田さんのことをいつも世界を舞台に頑張っている妹を見るような気持ちで応援してきました。今回の受賞を心の底からうれしく思っています。同時に、彼女の受賞は日本の若い人たちにとっても大きな励みになると思います」。