ロック歌手のダイアモンド☆ユカイ（４９）が４日、東京・渋谷ハチ公前で行われた「第３８回　渋谷パラダイス〜渋谷の街から笑顔をつなごう」（〜５日）に出演した。
　
　渋谷地区の商店街の復興を目的に毎年開催されているイベントで、今年は東日本大震災の被災地の復興を支援するためにチャリティー活動を実施。企画に賛同したアーティストが、パフォーマンスを行う。ユカイは新曲「魂（こころ）の詩（うた）」など２曲を披露した。

　地震が発生した３月１１日は、栃木県の自宅近くの店にいた。「この世の終わりじゃないかと思った。テレビを付けたらもっとひどいことになっていてびっくりした。つたない言葉ですけど、復興のために何でもしたいと思います」と誓い、“自分にできること”として活動休止中のバンド「レッド・ウォーリアーズ」の再始動を考えていることを告白。「歌は俺のすべて。俺は歌う以外に何もできない。歌ってなかったらボケナスな人生」と熱く語った。

　先月２９日付のブログで、夫人が双子を妊娠していることを報告した。被災地で子どもが誕生したというニュースに感動し、「自分の子どもだけじゃなく、被災地にも新しい生命ができている。胸を打たれました。子どもたちのために一生懸命頑張っていかないといけないなと思いました」。子どもの名前について尋ねられると「男か女かもまだ分からないから。１人目のときは天から（名前が）ふってきたから、今回もそうでしょう」と父親の顔で語った。