タレントの乾貴美子（３５）が１７日、都内で開催された「大切な家族を守る、水分補給セミナー」に出席した。
　水分補給の重要性や、効果的な水分補給の仕方について多摩大学の真野俊樹教授がレクチャーする一言一言に、５歳の女児の母親の乾は熱心に耳を傾けた。

　適度な糖分と電解質を含んだ飲料の補給が熱中症の予防には欠かせないことを知ると、「糖分が入っていると、どうしても子どもに飲ませるときに虫歯になるんじゃないかと心配して、私の周りのお母さんたちは、アクエリアスなどをお水で薄めてから与えている方がすごく多い。この取り方はいかがでしょう？」とママ目線で積極的に質問。真野教授の「水で薄めたりすると、せっかく糖分を使って（体内の）水分の保持率を高めているわけですから、効果が薄まっちゃう」という説明を聞くと、「私のママ友にも伝えておきます。薄めて飲ませちゃダメだよって」とうなずいた。
　
　セミナーを経験し、水分補給への理解が深まったという。
　「なるべく体のために水分を取らせようと思っていろいろ与えているんですけど、どうしても娘が喜ぶのはジュースなんですよね」と苦笑いしながら、「これからの夏は、熱中症を予防するために、ジュースではなくて、体にいいものを取らせていきたい」と母親の顔で語った。