×

長谷川初範「すごい濃い日にちを過ごした」

2011年5月18日 0:36
長谷川初範「すごい濃い日にちを過ごした」

 俳優の長谷川初範(55)、渡辺裕之(55)、女優の田中美里(34)が17日、都内で行われた映画「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」(28日公開)の完成披露試写会に出席した。

 消火酵素タカヂアスターゼ、止血剤で有名なアドレナリンの結晶化など、ノーベル賞級の偉業を成し遂げた化学者、高峰譲吉の半生を描いた作品。
 高峰を演じた長谷川は、「昨年の8月末から9月末まで撮影してまいりました。金沢、横浜、そして1日休みを挟んで、ロサンゼルスの方へ行って。(着いた)次の朝からもう仕事していましたね」と短期間の強行軍を懐かしそうに振り返った。

 アメリカの滞在期間を聞かれた長谷川は「1週間くらい」ときっぱり答えたが、渡辺と田中から「2週間くらいじゃないですか?」と突っ込まれると即座に訂正。「そうだったっけね。すごい濃い日にちを過ごしたからさ。そうだったね」と照れ笑いで、和やかなムードが漂った。

 時間のみならず、予算も限られていた。
 長谷川は「予算のことも分かってますから、リハーサルも合わせてテーク2くらいでオッケーを出してもらえるように撮るんです。そうすると向こう(ロサンゼルス)のスタッフに『こんなに集中力があるとは』って褒められました」とにっこり。
 渡辺も「東日本大震災の後の日本人の素晴らしさって、海外でも報道されたじゃないですか。だからスタッフたちは、改めて『すごいんだな』って感じていると思いますよ、日本人の集中力とかチームワークとかをね」と分析し、胸を張った。

一緒に見られているニュース