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悪役オーランド・ブルーム、画像初公開

2011年5月19日 11:29
悪役オーランド・ブルーム、画像初公開

 映画「バイオハザードIV アフターライフ」を日本でも大ヒットさせたポール・W・S・アンダーソン監督の最新作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(10月公開)の一部画像が19日、解禁された。注目場面は、初の悪役を務めたオーランド・ブルームの姿。鼻の下とあごにひげをたくわえ、髪型はオールバックっぽくまとめ、精かんな悪役という雰囲気を漂わせている。脇を固めているのは、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ローガン・ラーマン、クリストフ・ヴァルツといった豪華キャストだ。

 大ヒット映画シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」で大ブレークしたブルームだが、「パイレーツ〜」の最新作への出演よりも本作のバッキンガム公爵を演じることを選択。その型破りの悪役は、フランスを狙うイギリス宰相=バッキンガム公爵という役どころ。“謎の美女”ミレディを演じたミラ・ジョヴォヴィッチと悪役に挑んでいる。

 「バイオハザードIV アフターライフ」の手法を最大限に生かし、撮影中は1シーンが撮り終わるごとにその場で3D映像に変換し映像をチェック。監督と出演者が一緒に3D眼鏡をかけて確認しながら進めるという方法で、圧倒的な3D映像の完成度の高さにこだわったという。
 撮影に使用したのはARRI ALEXAの3Dカメラ。同時に8台を使用した。製作プロデューサーによると、これは3D映画撮影史上最大級のカメラ使用数になる。
 撮影は、主にドイツで行われた。世界遺産のヴュルツブルクのレジデンツ(大司教の宮殿)でも撮影を敢行。18世紀に建てられたバロック建築様式を代表するヨーロッパでも屈指の宮殿で、映画の撮影で使われたのは史上初。スケール感はスクリーンに見事に反映されているという。

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