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平松愛理がライブ…末永い被災地支援を約束

2011年5月20日 17:00
平松愛理がライブ…末永い被災地支援を約束

 歌手の平松愛理(47)が20日、東京・神宮前の「ネスカフェ原宿」でベストアルバム「GOLDEN☆BEST」の発売記念ライブを行った。

 アルバム収録曲を中心に、約100人の観客へ全16曲を披露したほか、東日本大震災の被災者へ向け、エールを込めた自作の詩「あなただからできる」を朗読。イベント後には平松自身が募金の呼びかけも行った。同日のグッズの売上金と合わせて全額を復興支援のため寄付するという。

 ライブ前には会見を行った。3月下旬に、仙台放送の生番組で楽曲「花と太陽」を歌唱。恩師から送られた手紙をもとに書きあげた楽曲で、被災者を応援するメッセージと読み取れることから、放送局のスタッフにリクエストされたという。当時を振り返り、「1人でも多くの方に『みんなが手をつないでいこう』と伝えたいと思って。でも思いがこもりすぎて涙が出てしまって…。情けなかった」と心境を明かした。

 神戸出身のため、阪神・淡路大震災の復興支援活動を97年から毎年欠かさず開催していたことから、東日本大震災も人ごととは思えない様子。「末永く、親戚のような気持ちで、私の歌で支援して協力できれば」と決意を新たにし、被災地へ「決して『頑張ってください』という言葉は言えないけど、メロディーに乗せてメッセージを届けることはできる。光が差す日が必ず来るということを伝えたい」と、時折言葉を詰まらせながら真剣な表情で訴えた。

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