フォーリーブスの江木俊夫（５９）、歌手のあいざき進也（５４）、元狩人の高道（５１）、元フィンガー５のＴ.ＡＫＩＲＡ（５０）による“最年長アイドルユニット”のＳ４らが４日、都内で行われた「チーム同窓会　発足記念チャリティーライブ」に出演した。

　昭和を駆け抜けた往年のアイドルが一堂に会し、ヒットナンバーを盛り込んだ人気のコンサートで、今年は東日本大震災の発生を受け、「今、できることをできるだけ」を合言葉にチャリティーとして開催。ライブの収益金は全額を復興支援のため寄付するという。

　同日にメジャーデビュー記念イベントを行ったＳ４のデビュー曲「夢のつづき」をはじめ、歌手の柏原芳恵（４５）が「春なのに」、あべ静江（５９）が「コーヒーショップで」を歌唱するなど盛りだくさんの内容で全２７曲を披露し、約７００人の観客を魅了した。　

　同日に５９歳の誕生日を迎えた江木のために、あべが音頭をとり、観客とともに「ハッピーバースデー“とし坊”」と合唱し、バースデーケーキが贈られると「もう、泣きたいくらいうれしいです。こうやって再会できたことが、また僕のステップになります」と感激。あべは「私たちはとし坊が５０代最後の年によい一年を過ごしていただけるよう、心から願っております」と笑顔で祝福の言葉をおくった。

　フィナーレでは、全員で坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」を熱唱。江木が「こうやって、素晴らしい皆さんにお集まりいただいてコンサートができました。でも一番はお客さんが集まってくれたこと」と来場者に感謝。「今日の楽しかった時間が、少しでも明日からの励みに、そして日々のビタミンになってくれればうれしく思います」と呼びかけた。