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松雪泰子の宇宙人の声、やなせさんも納得

2011年7月2日 12:16
松雪泰子の宇宙人の声、やなせさんも納得

 漫画家のやなせたかしさん(92)、女優の松雪泰子(38)、タレントの大沢あかね(25)が2日、都内で行われた映画「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」の初日舞台あいさつに出席した。

 やなせさん原作の人気アニメの劇場版23作目で、テーマは「食」。松雪が声優を務めるヘンテ星から来たココリンが、星の危機を救うためパン作りを勉強するという物語。 

 松雪は宇宙人の子という役どころに「声のトーンをどう出すのか、苦労しました。普段の声が低いもんですから…」と照れ笑いを浮かべたが、やなせさんは「宇宙人なんて会ったことないんで。松雪さんの声を聞いて『なるほど、こういう声か』と思いました」と出来栄えに太鼓判を押した。

 もしも、宇宙人がやってきたら?と司会者に問われたやなせさんは「私は、外国旅行に行っても絵をかくと全部通じてしまう。宇宙人が来ても、絵を描いて見せれば何とかなるんじゃないかな」と貫録たっぷりに語った。

 大沢は同時上映の「うたって てあそび アンパンマンともりのたから」で、キンタローの孫で元気いっぱいの女の子、キンタンの声を務めた。
 役柄との共通点を質問された大沢は「私も、キンタローおじいちゃんのようなすてきなおじいちゃんがいたのが共通点かな」と、祖父の野球解説者だった大沢親分こと大沢啓二さん(享年78)を誇った。
 まもなく10カ月を迎える長女も、アンパンマンの大ファンと明かし、「病院で予防接種の注射をして泣いちゃった時も、アンパンマンでピタッと泣きやんだ。これから毎日見せたいです!夫(劇団ひとり=34)も(声優を務めたことを)すごくうらやましがっていました」と笑顔で語った。