声優坂本真綾、人気作品のゲスト声優で緊張
歌手で声優の坂本真綾(31)らが2日、都内で行われたアニメ映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の初日舞台あいさつに出席した。
漫画家、荒川弘氏の人気コミック「鋼の錬金術師」の劇場版第2弾。禁忌を犯し、体の一部をなくした錬金術師兄弟が体を取り戻そうと旅に出る物語。
兄弟が旅の途上で出会った、レジスタンス組織に在籍していた16歳の少女ジュリア・クライトンを演じた坂本が、舞台あいさつをリードした。
2階席で観客と共に作品を鑑賞していたことを明かし、「みなさんがすごい集中力で見ているところを見て、すごく感動的で…」と大興奮で報告。人気アニメ作品にゲストとして初参加したが、「何で私を呼んでいただけたのか、聞きたいような、聞きたくないような…」と心境を吐露した。
テレビシリーズも好評だったため、心は張り詰め、「大きな作品と分かっていたので、最初からものすごくプレッシャーがありまして」。そんな坂本を助けたのは、レギュラーメンバーの和気あいあいとした振る舞いだったという。
「(スタジオに)行ったら、もうみんな楽しそうで。最後は仲間に入れてもらったような気がした」とほほ笑み、「すごく難しい役柄でしたけど、すごくいろいろ勉強になったアフレコでした。参加させていただいてありがとうございました」と共演者に感謝し、深く頭を下げた。