台湾出身の男性歌手ＡＡＲＯＮ（アーロン）が３日、東京ドームシティのラクーアガーデンステージでソロ・ミニアルバム「ＴＨＥ　ＮＥＸＴ　ＭＥ」の発売記念イベントを行った。

　アーロンは、台湾の人気ボーイズユニット「飛輪海（フェイルンハイ）」の最年少メンバー。その姿を一目見ようと、会場にはファン２０００人が詰めかけた。

　大歓声の中、登場したアーロンは「みなさん、こんにちは。僕はアーロンです。久しぶり。本当に感動です」とはにかみながら日本語であいさつ。ミニアルバム収録曲「Ｔｈｅ　Ｎｅｘｔ　Ｍｅ」の日本語バージョンを披露した。

　報道陣から「今後、日本でどのような活動を展開していきたいですか？」と尋ねられると、「できればもうちょっとこのようなイベントをできればと思います。たとえば６月１１日に台湾でコンサートを行ったのですが、そのコンサートの内容を凝縮したような形で日本でもやることができたらいいなと思います」とにっこり。

　大勢のファンの前で歌い、「本当に感動しております。僕自身、ファンのみなさんが応援してくれるか、くれないかを非常に気にするタイプなんです。だから本当にうれしいです。これから一生懸命日本語を勉強して、日本のファンのみなさんと日本語で交流できるように頑張ります」と日本での活動に意欲的な姿勢をのぞかせた。

　「今、日本では韓国のスターたちの活躍が目ざましいのですが、ここは負けないぞっていう部分があれば教えてください」という質問には、「ないです。アジアは僕のファミリーです。どなたも才能があれば、それを発揮する場所があればいいと思います。韓国だけではなくて、日本、台湾、そして中国とどのアーティストもアジアの中で尊敬されて活躍する場所があるなら、それが１番いいと思います」と謙虚に語った。