歌手のあさみちゆき（３３）が２３日、神奈川・横浜赤レンガ倉庫で「あさみちゆきアコースティックコンサートｗｉｔｈ野中則夫」を行った。
　３５０人を前に、８月２４日発売の新曲「秋櫻（コスモス）の頃」など全１５曲を歌唱。東日本大震災の募金箱も設置し、支援を呼びかけた。

　ライブ後に取材に応じたあさみは「ほんとに楽しかったです。みなさんのりのりで楽しんでくださって、きょうもパワーをいただいてコンサートを無事終えられたかなと思います」とにっこり語った。

　新曲について「亡き父を思う温かい１曲になっています。お父さんの大きな手とかお父さんの大きな背中とか、思い出すとほんわかと心が温かくなる。そんなお父さんを思い出しながら、この曲を聞いていただければ」と魅力を説明し、「全国をキャンペーンで走りまわりたいと思っております」と力を込めた。　
　
　東京・井の頭公園での恒例のストリートライブでは、赤いビールケースをステージ代わりに歌っている。この日のコンサートのアンコールでも、ビールケースをステージに置き、その上で「青春のたまり場」を生ギター＆生声で披露。「公園ではこの上が私のステージ。一番落ち着きます」と愛情たっぷりに思いを話していた。
　
　「キャンペーンにもビールケースを持っていく？」と尋ねると、笑い声をはじけさせながら「コンサートには持っていく予定なんですけど、ちょっとキャンペーンは分からないですが、なるべく持ち歩きたいと思います！」と語った。