映画「三銃士／王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の公開（１０月２８日）にあたり、＜みんなは一人のため、一人はみんなのために＞という作品のメッセージにシンクロした新たなプロジェクトが始動することが、分かった。

　東日本大震災復興を支援する「Ａｌｌ　ｆｏｒ　ｏｎｅ,　Ｏｎｅ　ｆｏｒ　ａｌｌ　３４（サンジュウシ）　ｆｏｒ　ＪＡＰＡＮチャリティプロジェクト」で、三銃士（サンジュウシ＝３４）にちなみ、オリジナルステッカー付き前売券売り上げ１枚につき３４円を義援金として日本赤十字社を通じて東日本大震災復興に寄付する。

　東北にエールを送りたい、とプロジェクトを実現させるために立ち上がったのは、本作を手掛けるポール・Ｗ・Ｓ・アンダーソン監督。「バイオハザードＩＶ　アフターライフ」は日本でも４７億円の大ヒットを記録した。
　日本にも多くのファンを抱える監督自らがオーランド・ブルーム（３４）やミラ・ジョヴォヴィッチ（３５）らキャストに呼びかけ、賛同を得て実現した。

　チャリティキャンペーンの実施決定に、初の悪役を務めることで注目のオーランドは「日本の人々の強さ、慈悲心、決意を目撃し、それは私たち皆にとっての手本となりました」とメッセージ。、大ヒット作「バイオハザード」シリーズでも人気を博し、実生活では監督の妻でもあるミラは「日本の皆さんへ、あなたたちの勇敢さと強さをたたえます。私の望みと祈りはあなたたちと共にあります」とコメントした。

　オリジナルステッカー付き前売券は、２９日より９月３０日まで、全国３万枚限定で発売される。