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ヨネスケ、初駅弁開発。築地の美味を凝縮

2011年10月8日 21:32
ヨネスケ、初駅弁開発。築地の美味を凝縮

 タレントのヨネスケ(落語家桂米助=63)が8日、JR東京駅で自らプロデュースした駅弁「ヨネスケ築地こだわり弁当」(販売価格1,100円)を手売りした。

 同駅構内「旨囲門」で8日から10日まで3日間開催されている「第14回 東日本縦断駅弁大会」に駆けつけ、連休初日でごった返す利用者に勧めたもので、駅弁開発は初。
 全国各地の駅弁、空弁を、3年間で900個以上も食べ続けているヨネスケは、その奮闘やこだわりをブログ「ヨネスケの駅弁・空弁・食べて答弁!!」に書き記し、今年1月には「ヨネスケの駅弁空弁600選」(辰巳出版)を出版しているだけに、いわば“駅弁食い”のプロ。失敗は許されない立場で第1弾を送り出した。

 「半年ぐらいかかりましたね。築地の老舗の黒豆や江戸焼玉子が入っていますが、許可をもらうのも時間がかかりました」と振り返り、「日本中で900以上の駅弁を食べた結果、一番おいしいと感じたのはおこわ。日本人はおこわが好きですから、白おこわを入れました」と最大のポイントをアピールした。

 銀鮭粕漬焼や大山鶏の照焼、煮物やリンゴシロップ漬など、細部にわたりこだわりを込めた。「女性にお勧めですよ。しつこくないお弁当ですね。酒のつまみとしておかずを食べて、最後におこわをいただくのもいい」と楽しみ方を指南。器も再利用できるおしゃれな形態になっている。

 自己採点は「80点」。周囲の評判はよく、「みんな、おこわがおいしいって言ってくれます」と狙いはどんぴしゃり。関係者によれば、3日間で1000食売り上げれば、次の弁当プロデュースも視野に入るという。
 本人もガッテン承知で「これが受けたら、この先もやりたいですね。築地の海鮮ものにこだわったものを作りたいですね」と意欲をのぞかせた。