光一「SHOCK」博多座「今から楽しみ」
KinKi Kidsの堂本光一(32)の主演舞台「Endless SHOCK」が福岡・博多座でも上演されることになり26日、都内で製作発表が行われた。
2000年の初演以来、東京・帝国劇場で11年間上演を続けてきた「Endless SHOCK」が、来年は博多座に進出する。博多座の34公演(来年1月7日〜31日)、帝劇の105公演(2月7日〜4月30日)、合計139公演4カ月のロングラン公演に挑むことになる。
今年の「Endless SHOCK」は、3月11日の昼公演中に東日本大震災が発生したため、同月16日から31日の千秋楽までの公演が中止になった。
光一は「3月11日のあの震災でステージも1幕でストップして、そのまま全公演中止という形になりました。僕らにとってはストーリーの中の人物たちが1幕で止まってしまっているので、来年、博多座から再び『SHOCK』を演じることができるのは、すごく楽しみなところです」と語り、「博多座は森光子さんも愛された素晴らしい劇場とも聞いておりますし、博多座で『SHOCK』をどういったものにできるのか、僕としても今からすごく楽しみにしています」と意欲を燃やした。
故マイケル・ジャクソンさんの振付師だったトラヴィス・ペイン氏が、2幕のワンシーンを手がけることも明かし、「僕もロスのほうに行って振り付けとけいこをしていただき、新しいものがまた『SHOCK』から生まれてくるのではないか」と化学反応に期待。博多座ではフライングのできる舞台装置を準備し、「帝劇と同じとはいかないかもしれませんが、そのへんは博多座スペシャルになってくるのかな」と期待を持たせた。
この日は、博多座から贈呈された福岡名産の明太子25キログラムを抱え、登壇キャストの内博貴(25)、神田沙也加(25)、植草克秀(45)と写真に納まった。