黒木瞳、宝塚同期の真矢みきに「面白い」
女優の黒木瞳(51)、真矢みき(47)、木村多江(40)、お笑いコンビ南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(32)が30日、都内で映画「ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター」(2月11日に有楽町スバル座で先行公開、18日から全国公開)の完成披露試写会を行った。
家庭に問題を抱える主婦たちがロックバンドを結成し、英国のロックバンド「ディープ・パープル」の名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」を演奏しようと奮闘するストーリー。
ボーカル&ギター担当の主婦を演じた黒木は「撮影がおととしでしたので、この日を心待ちにしていました。劇中で私たちが本当に『スモーク・オン・ザ・ウォーター』を演奏しているのを聞いていただくんですが、なんだか恥ずかしいような。でも、うれしいです」とあいさつした。
試写を見てスカッとしたという木村は「見てくださったみなさんも、そういった気持ちになってくださるとうれしいな」と作品の魅力を語った。
宝塚歌劇団で同期だった黒木と真矢は、映画初共演になる。
真矢は「(宝塚)音楽学校の修学旅行でやった余興のお芝居以来、初めての共演です。初めてなのに懐かしかったです。だから、あの宝塚のときの記憶ってすごいんだなって思いましたね」としみじみ。黒木は「とにかく、みきちゃんは面白い!最高のコメディエンヌです。期待以上のものを見せてもらいました」と絶賛した。
女子ボクシングの選手としてロンドン五輪出場を目指し、2月に全日本女子選手権を控えているしずちゃんへ、3人はサイン入りグローブを贈呈し必勝を祈願。思いを受け取ったしずちゃんは「試合では決まったグローブがあるのでいただいたものは使えませんが、あれを見て力をもらって頑張ります」と気合を入れた。