恥ずかしがり屋のマーラ、世間の注目に…
映画「ドラゴン・タトゥーの女」(2月10日公開)のデヴィッド・フィンチャー監督、主演女優のルーニー・マーラ(26)が31日、都内で来日記者会見を行った。
肩口から背中にかけ、ドラゴンのタトゥーが入ったダークヒロイン・リスベットを演じたマーラは「人生の中で、自分が誤解されている、のけものにされている、そういった経験がどなたもおありだと思います。私もそういった部分で彼女に共感を持つことができました」と話し、「若い女優にとってこのような役はめったにありません。大きなチャンスで、ぜひとも演じたいと思いました」と役柄への思い入れを明かした。
本作で「第84回アカデミー賞」の主演女優賞にノミネートされ、ファッションアイコンとしても注目を浴びていることについては「あまり考えないようにしています。自分がそういうふうに世間から見られていることに、注意を払うこともなく、自分なりの生き方を続けております」とうつむき加減でぽつり。通訳が「とても恥ずかしがり屋さんなので」と補足するほど、緊張していた。