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シューマッハ、米オーディション番組から世界へ 「アニマルトランスフォーメーション」浸透目指す

2024年7月18日 22:02
シューマッハ、米オーディション番組から世界へ 「アニマルトランスフォーメーション」浸透目指す
『America’s Got Talent』に出演したお笑いコンビ・シューマッハ
お笑いコンビ・シューマッハが、アメリカの人気オーディション番組『America’s Got Talent(アメリカズ・ゴット・タレント)』に出演。動物変身ネタで審査員の心をつかみました。

シューマッハはサンミュージックに所属する五味侑也さん(37)と中村竜太郎 さん(37)のコンビ。『America’s Got Talent』には今月チョコレートプラネットも出演し、話題となっていました。

■“動物変身ネタ”披露 驚きの展開に

シューマッハが審査員とアメリカの観客の前で披露したのは、全身タイツとかぶり物で繰り広げる定番の“動物変身ネタ”。2人は紺のベストとパンツに白のワイシャツ、ネクタイ姿でステージに登場しました。服を脱ぎ白の全身タイツ姿になった中村さんが、五味さんにマスクをかぶせられ、犬に変身。一連の流れをキレのある動きと絶妙な間合いで披露すると、会場は大きな笑い声に包まれました。さらに、黒のテープを駆使したシマウマ、ユニコーンになってツノで風船を割るネタなどを畳みかけ、観客を沸かせました。

クライマックスに向けて用意したのは、2人の合体技です。茶色い柄の全身タイツ姿になると、組み合わさってキリンに変身。2人のネタにスタンディングオベーションが送られ、盛り上がりを見せました。

パフォーマンスを終えると、ドラマ『モダン・ファミリー』などで知られる俳優で審査員のソフィア・ベルガラさんが、勢いよく、“ゴールデン・ブザー”をプッシュ。大歓声が上がり、ステージに金色の紙吹雪が舞いました。番組の公式サイトによると、この“ゴールデン・ブザー”が審査員の手によって押されると、自動的に次の段階に進めるという仕組みだそう。これにより、シューマッハは“ライブショー”に進むことがこの時点で決定したとのことです。審査員の行動に2人も驚いた表情を見せ、抱き合って喜んでいました。

2人の活躍に、同じ事務所のカンニング竹山さん(53)はX(旧ツイッター)で「おめでとう」と祝福。小島よしおさん(43)は「すごい!!ゴールデンブザーとった後の2人はとても美しくて感動もんだよ! これはもう祝勝会もんだ!!」とメッセージを送りました。

■シューマッハ・中村竜太郎「逆輸入で大ブレイク」狙う

中村さんは自身のXを更新し、「きっと僕らが手にした最後のチャンスです。売れる準備はできました!逆輸入で大ブレイクするロールモデルになってみせたい!」と意気込み、「M-1チャンピオンを目指し芸人になった男が挫折し、漫才を捨て、それでも笑いだけは諦めきれず、一言も喋らないコメディでアメリカズ・ゴット・タレントでゴールデンブザーを獲得。我ながら中々面白い人生になってきました」とつづりました。

そして今後の展望について、日テレNEWS・NNNが事務所を通して2人に聞いたところ、「漫才、コントとは別にアニマルトランスフォーメーションというジャンルが浸透出来るようにしたいです! 世界中でこのパフォーマンスを披露していく予定です!」と、明かしてくれました。