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水森かおり、岐阜県・郡上八幡駅1日駅長

2012年9月3日 15:26
水森かおり、岐阜県・郡上八幡駅1日駅長

 演歌歌手の水森かおり(39)が2日、岐阜・郡上市の長良川鉄道「郡上八幡駅」で1日駅長を務め、岐阜の伝統的な祭り「郡上おどり」に初参加した。

 「清流長良川親善大使」も務める水森は、長良川鉄道社長で郡上市長の日置敏明さんから1日駅長の委嘱状を手渡され、同駅の乗降客、ひとりひとりを笑顔で出迎えた。

 「1番の歌詞に『郡上八幡』という地名が出てきますが、その郡上八幡の1日駅長をやらせていただき、『水森かおり ひとり長良川』と記されたラッピング列車まで走らせていただいてうれしかったです。この町はすごく情緒があって、町並みもすてきで、こういうところに住んでみたいなと思いました」と印象を伝えた。

 郡上八幡旧庁舎記念館では、郡上踊りの講習を受け、講習を修了されたことを証する「修了証」を手にしにっこり。「見ているときは簡単に踊れるかなと思いましたが、いざ踊ってみるとけっこう難しかったです。でも、踊っていると楽しいですね。こうして修了証もいただきましたし、本番では自信をもって踊りたいと思います」と話した。

 日本三大民踊の「郡上おどり」(重要無形民俗文化財)では、踊りが始まる前、特設野外ステージで歌唱イベントを行い、新曲「ひとり長良川」や「白川郷」など全4曲を披露。「郡上おどり」では、雨が降る中、自らも踊り手たちと一緒に踊りながら楽しい一夜を過ごした。

 「『ひとり長良川』は、お陰さまでたくさんの方に聴いて、歌っていただいていますが、この曲は、長良会長(水森の所属事務所グループの会長)がタイトルからポスターまでいろいろとこだわってプロデュースしてくださった最後の作品ですので、その長良会長のためにも、そして応援してくださる地元・岐阜県の皆さんへの恩返しのためにももっともっと大ヒットさせたい」と意気込みを語った。