浜口親子、レスリング存続に「気合いだ!」
アテネ、北京五輪女子レスリング銅メダリストの浜口京子選手(35)が26日、都内で行われた赤城乳業の新製品「ドルチェTime」のPRイベントに、父のアニマル浜口氏(65)と出席した。
商品PRの後は、2020年夏季五輪でレスリングが「中核競技」から除外の危機にあることに集中した。
京子選手は「除外」の一報には「もちろん驚きました」と神妙な面持ちで語り、「でも今は、レスリングとは何か、オリンピックとは何かをゆっくり考えさせてもらっている最中。今はレスリング協会の先生たちに全面的についていって、私たち家族もレスリングに対して、恩返しをこれからできるよう協力したい」と存続についての活動に意欲を見せた。
現在はレスリング協会の公式ホームページで行われている署名を呼び掛けているという。
アニマル氏は「いやぁ、存続ですよ!一切の困難を乗り越えて存続、存続!成せば成る」と声を張り上げ主張。「大丈夫、私は運が強い。ちびっこレスラーは動揺しないで続けてください」と強気にアピールした。
願掛けのため、毎日「気合いだ!」と絶叫していると明かし、この日も京子選手、妻の初枝さんと共に「レスリングが大好きだ!」と絶叫した。
アニマル氏は「京子にリオでメダルを取らせてやりたい。それが僕の生きがいなんですよ」と2016年のリオデジャネイロ五輪に親子の夢を重ね、京子選手に「結婚は待ってくれよ」と懇願した。
京子選手は「でもここから先の人生は分からないし、もしかしたら結婚してベイビーちゃんを産んでマットにあがっているかも。いろんな人生の道があると思うので…」と結婚の可能性をチラリ。疑心暗鬼のアニマル氏は慌てて「ちょっと待てよ!お前きれいになったけど…いるんじゃないのか?好きな人」と問いただすと、京子選手は苦笑いで、「レスリングが、大好きです!」と話題をそらした。