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マジー、音頭に振付「誰でも参加できる」

2014年6月30日 17:22
マジー、音頭に振付「誰でも参加できる」

 振付師の真島茂樹さんが30日、東京・下北沢で行われた「シモキタ音頭」のグランプリ発表会に出席した。

 8月に同所で開催される「下北沢夏祭り」の盆踊り大会で流す音楽を、“せっかく下北沢で盆踊りをするなら、下北沢ならではの盆踊りで盛り上げたい”という思いから一般公募。下北沢を中心に活動している4人組バンド「馬浪マラカス団」がグランプリを獲得した。

 特別選考委員を務めた作曲家の宮川彬良さん(53)は、「すごくみなさんで良かったなと思いました。応募作品に電子音を使用したものも多かったのですが、その中でバンド、生のドラムやギターっていうのが良かったです」と祝福。
 真島さんも「歌詞がすごくいいんです。下北沢のことをいっぱい説明していて。気に入ったんです」と曲を褒め、「ギンギラギンの街ではないけど、ゆっくりと成長していくような。そんな街なんだなということを思いました。誰でも参加できるような振りにしたつもりです。将来、下北沢のいろんなところで誰かがこの音頭を聞いて踊っているといいなと思います」と満足そうにうなずいた。

 「馬浪マラカス団」のリーダーを務めるのすけ(31)は、「12年くらいバンド活動をしているんですけど、その間のライブであったり練習であったり飲み会であったり、多くの時間を下北沢で過ごさせていただいています。今回こういう音頭の募集があるということで、ぜひにと思って応募させていただきました」とあいさつ。「自分たちでもすごく気に入ったものができましたし、その曲がこうしてグランプリとなってすごくありがたい。多くの人にも気に入っていただけたらいいなと思います」と感慨無量の様子だった。

 「馬浪マラカス団」による「シモキタ音頭」にあわせて真島さんが振付をした映像は、動画共有サイト「YouTube」で公開されている。