みのもんた、古希迎え「恥ずかしい70歳」
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タレントのみのもんた(70)が24日、都内のホテルで「古希の祝い」を開催した。
8月22日に70歳の誕生日を迎えたみのは開宴前に会見を開き、「70(歳)になりました。世の中の酸いも甘いもかみ分けたという感じがどこにも出ていない。お恥ずかしい70歳だと思います」とにっこり。
「山あり谷あり落とし穴ありという人生を歩んでまいりました。振り返ると、いろんな方に励まされてきたな、支えられてきたなと思います。じゃあお前は『ありがとう』の『あ』の字くらいは言ってきたのかと、1年間、自問自答しました。やろうかやるまいか考えて、やっぱり元気なうちに『ありがとう』を言っておこうかなという気持ちで開かせていただきました」とあらためて会の趣旨を説明した。
これまでの歩みを振り返り、「視聴率なんて簡単に取れると思っていた時代が過ぎ、なかなか思うような視聴率が取れなくなってきた。そこへ家族の不祥事があった。だったらどうしたらいいかといったら、身を引くことだと。『ありがとうの“あ”の字くらいは言っておかなければいけない』と、そのとき思いました」としみじみ。
70歳を迎え「気持ちとしてはひと区切りです」としつつも、仕事への意欲は衰え知らず。「チャンスがあれば(また、報道番組をやりたい)って気持ちももちろんありますね。いいお話をいただければ考えたい。日本を動かすような番組が、自分の番組じゃなくてもいいから生まれてほしい」と語った。
会見中に数多くのスチールカメラのフラッシュを浴び、「きょうは倒れるまで飲むよ!」と上機嫌。「なんか、去年の9月の方が取材が多かったな…」とつぶやき、笑いを誘った。