シクフォニ、独立後初のライブに約1万6000人 ステージを終えたメンバーが熱いコメント
7月末に所属事務所『VOISING』から独立して以来、初めてのライブとなったシクフォニ。3月に東京ガーデンシアターで開催したライブから規模をさらに拡大し、今回は幕張メッセイベントホールで2日にわたりワンマンライブを開催。2日間ともチケットはソールドアウトし、観客の総動員数は約1万6000人に達しました。
ライブが始まると、リード曲である『Sledgehammer』に合わせ、メンバーの暇72さん、雨乃こさめさん、いるまさん、LANさん、すちさん、みことさんが新衣装を身にまとい登場。続けて、6人の個性を生かした楽曲『SHALL WE GONG!?!? -1st battle-』では、メンバーカラーのレーザーとペンライトが一体となり、会場の熱は一気に最高潮に。
その後のMCでは、メンバーが普段の公式生配信恒例の挨拶をしている途中に、次々とマイクトラブルが発生し、ついには照明まで落ちる事態に。ファンにトラブルかと思わせると、椅子に座ったメンバーたちが姿を現し、人気曲の1つである『しっくす。』を披露。会場には、悲鳴に近い歓声が上がりました。
そして、ライブの最後には、2025年にシクフォニ初めてのライブツアーを開催することも発表され、ファンと喜びを分かち合いました。
■メンバーが明かす、より深まった絆と独立後初のライブを終えて【全文】
苦難に次ぐ苦難、間違いなく後にも先にも最も疲弊したライブでした。
このライブの裏で本当に色々なことがあった。。。
シクフォニというグループのこれまでの2年で存在しなかった最も大きな壁だと思います。
ライブ、という出来事に向き合う以前にメンバーや自分自身とすごく向き合う期間でした。
そうして生まれたCHAOS。
間違いなくCHAOSなライブだったと思います。演出も歌も何もかもキモすぎ。これは俺たちにしか出来ないライブが出来たんじゃないかなって。
まぁ俺はライブとか別に好きじゃないし好きになれないけど、メンバーだけはずっと好きだよ。
正直に言うと、僕は、ダンスとか、特に人前に立ってパフォーマンスするのが苦手でした。今もまだ苦手意識はあります。活動を始めた最初の頃は一生ネットの中だけで生きていくつもりで活動してました。楽屋で考えたMCも間奏の煽りも、ステージに立つと飛んじゃうし、アドリブで話そうと思っても頭真っ白だし、MCで言葉に詰まることも多くて、後であれも言いたかったのに…これも伝えたかったのに…って後悔する事ばかりです。でも、声が震えて音程が取れなくても自分のパートには入れるくらい曲を聴いて、頭が真っ白になっても自然と身体が動くくらいダンスを練習してきて今、少しだけ胸を張ってステージに望めるようになりました。偶に自分のパートがすっぽ抜けるくらい少しだけステージで楽しめるようになりました。
歌い手としての活動をするからには楽しくやる。ボクの信条というか、ルールというか。楽なことばかりじゃないけど、ステージの上で楽しいと思えた今日が、ライブがボクの中で初めて「活動」の1つになった日だと思います。幕張メッセ、ホントにありがとう。
MCで伝えきれなかった気持ちをかけて良かった。また次のライブをする頃には、ライブ怖い、人前怖いってなってるかもしれないです。ライブ前のボクに戻ってるかもしれないです。でも、ボクは今日という日を忘れません。楽しかったです。
最後に、またしばらくは配信とか動画とかがメインになるかな?これからも一緒にたくさん笑えたらなって思います。そしてツアー、会いに来てね。待ってます。こさめより。
終わったからこそ一つネタバラシですが"Six-tuation"は
言うならば世界観特化型ライブというものを目指してやってきました。
ファーストワンマンとは全く違った世界観、体験を届ける事を掲げ、パフォーマンスは勿論、演出、セトリ、衣装等多くの方にお力添えいただきながらも一つ一つメンバー自身が向き合ってきました。
僕自身で言えば、衣装は特に無理言ってこだわりを詰め込ませていただいていたり。
お力添えいただいた皆様...
無茶言ってすみませんでした!!!(25年ツアーもよろしくお願いします!!!)
今回のライブでも舞台劇に近いような挑戦的な演出を試みましたが、シクフォニはここまで"歌い手グループ"として活動してきましたが、その枠や常識に囚われることなく挑戦し続けたからこそ今があります。
常に期待や予想をいい意味で裏切り続ける。
常識を疑う事が僕等の大きなテーマです。
ただこの先は東京ドームという舞台に向けて既存の枠組みを壊し、"シクフォニ"というジャンルを世間に提示していく戦いだと思っています。
まだまだこっからですね。
普段の活動は勿論、
25年1stツアーのシクフォニもご期待ください。
また必ず会いにこいよ。
今回のライブは、「Six-tuation」と書いて「シチュエーション」と読むライブタイトルになってまして、タイトル通り世界観を強く押し出したライブとなっていました。
シクフォニのオリジナル楽曲はどれも世界観が強いものばかりですが、その中でも特に曲者たちを集めたセトリを組みました。
曲だけではなく音響トラブルを模したMCと演出や、時が巻き戻るかのような幕間映像など全てを掛け合わせてCHAOSな世界観になったのではないでしょうか。
一つ一つのMC・映像・演出に対してメンバー自身が考え、向きあい、新しい体験を生み出していく、まさにシクフォニらしいライブになったと思います。
今回vol.Iということは・・・きっといつかvol.IIもあるのかもしれないですね(笑)
わずか2回目のライブにして幕張メッセを超満員にしたシクフォニ。
どうかこの先も生暖い目でよいので応援していただけると嬉しいです。
幕張!ありがとうございました!!!埋めたぞ!!!!!!
CHAOS、「混沌」をテーマにしたライブでしたが、当日に至るまでの道のりはまさに「壮絶」でした。
独立という大きな壁を乗り越える中での限られた時間と、メンバーとの衝突。お互いの真意が見えないまま激しい言い合いに発展することもありました。
リーダー(LANさん)とね、怒鳴り合いになったんですよ。いるまには「殴り合うんじゃないか」とまで言われました(笑)他メンバーとも本音を言い合って。でも間違いなくやって良かったなと思うし、シクフォニにとって必要な時間だったのだ思います。
どれだけ言い合いになっても、それぞれが真剣にグループのことを考えているからこそ、ぶつかっても最後には1つになる。簡単なようでとても難しいことです。
これからも遠慮なく本音でぶつかり合い、ひとつになって突き進んでいく。そんな6人であり続けたいです。
グループ活動はただの仲良しごっこではなく、強く深い絆で成り立っているという、当たり前のようで尊い事実に気づけた…そんなライブとなりました。
ここまで読んで下さってありがとうございます。
幕張メッセを乗り越えた先も、まだまだシクフォニは止まりません。
今後とも何卒、どうかよろしくお願いいたします!!!
す ち で し た 。
テーマがCHAOS~混沌ということで自身の中でもどのように世界観を曲の中で表現するか、おかしくなっていく様を曲の中でどのようにリスナーさんに伝えるか何度も試行錯誤しました。
また、メンバーのソロ曲ではそれぞれの個性を押し出した六者六様の世界観が出て、そういった部分もテーマのCHAOSを感じ取っていただけていたら嬉しいです!
新しい試みが多かった今回のライブを通して自身の中でもアーティストとして成長することが出来たんじゃないかと思います。
次のライブではもっとパワーアップしたシクフォニをお見せできるように、動画も配信もライブも一切手は抜かず全力で頑張ります!