鈴木雅之、菊池桃子と「渋谷で5時」熱唱
歌手の鈴木雅之(58)が3日、デビュー35周年記念アルバム「ALL TIME BEST 〜Martini Dictionary〜」の発売イベントを東京・渋谷で開催した。
抽選で選ばれたファン100人の前に登場し、「ラブソングの王様、鈴木雅之です!」とあいさつすると、会場は一気にヒートアップ。
「いろいろな方に支えられた35年」とこれまでの歩みを回想し、「全部(の時代の曲)をコンプリートしたのは初めてですから、35年という歴史を聞いてもらえるんじゃないかな」とアルバムをアピールした。
鈴木が「ここ渋谷じゃん?開演5時じゃん?」としたり顔を見せると、桃の節句にちなみ、歌手の菊池桃子(46)が登場。菊池は「35周年、おめでとうございます。私も“チーム鈴木雅之”の一員に入れていただいているということで、盛り上げたいと思います」と語り、1996年2月にリリースした2人のデュエットナンバー「渋谷で5時」で歌声を重ねた。
続いて「ラッツ&スター」のメンバー・佐藤善雄(58)と桑野信義(57)も登壇。3人はお互いに「35周年おめでとう」と祝福し合い、35年前のデビュー曲「ランナウェイ」(当時のバンド名はシャネルズ)を披露。ファンも白い手袋を身につけて懐かしいフリをしながらリズムに身をゆだねた。
鈴木は大盛り上がりの会場に「みんなが象徴の手袋をしてくれたのがうれしかった」と笑顔を見せ、「桃ちゃんをはじめ、幼なじみの佐藤善雄、桑野信義。そして皆さんと35周年を祝うことができて幸せでした!」と納得顔。最後はファン1人1人と力強く握手をし、イベントを締めくくった。