お笑いタレントの猫ひろし（３７）が現地時間７日、シンガポールで開催された「２０１５年東南アジア競技大会」のマラソン競技にカンボジア代表として出場し、２時間４２分３９秒で６位に入賞した。

　３キロ地点で１位に立ち好調な滑り出しを見せたが、コース案内を見誤ったトップ集団の４人が、折り返し地点を行き過ぎるアクシデントが発生。さらに豪雨にも見舞われ、猫は３３キロ地点では６位に順位をダウン。終盤の挽回はかなわなかった。

　完走後に猫は、アクシデントが起きた状況について「最初、自分が１位で行き過ぎてしまって、他のトップ集団の選手も分からなくて、自分と同じく行ってしまったんです」と説明。「途中３０キロくらいから、かなりきつくなりました。他の選手も（ペースが）どんどん落ちていましたね。全体的にタイムは悪い大会だったと思います」と結果を分析した。

　カンボジアオリンピック委員会は、本大会の成績・記録をかんがみ、来年夏に開催されるリオデジャネイロオリンピックの代表選手を決める予定。